高いレンガの煙突が目印の神山味噌醤油醸造店。
小さな醸造店は近代化の波をよそ目に、己の道を歩み続けています。
明治二十四年(1891年)創業時に建てられたもので、第二次世界大戦で多少傷ついたものの120年以上たった今も現役で使い続けています。大豆を蒸したり小麦を焙煎するなど、火を使う工程は全て薪を使い仕込みから熟成、瓶詰めまで昔ながらの手作業で行なっています。
原料の大豆や塩も輸入に頼らず生産者の顔が見える国内産にこだわり、少量でも納得した物づくりを心がけています。
素朴で、旨みの中にほのかな甘みが口に広がるその深い味は、
一時の流行りものではなく、これからもずっと食べ継がれ、
世界に誇れる日本人の味です。
(1) 本格派醤油「本醸造 吉之助」 900ml 1200円
※季節によりクール便の配送となります。